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ライフスタイルにあわせて選ぶ避妊法避妊法の種類~それぞれのメリットとデメリット

避妊法には、精子が子宮内へ入るのを防ぐ方法、女性の排卵を抑える方法、生理(月経)周期や基礎体温から排卵日を予想し、その時期の性交を避ける方法など、様々なものがあります。

またその手段には、薬を毎日服用する、性器に器具を装着するなど様々な手段があります。

それぞれのメリットとデメリットなどを考慮して、パートナーと話し合い、体やライフスタイルにあった方法をみつけましょう。

コンドーム(男性用)

コンドーム

男性の性器に装着し、精子が腟や子宮内に進入するのを防ぐゴム製の用具です。

メリット

コンビニやドラッグストアなどで手軽に入手することができ、値段も安価である。
性感染症の予防ができる。副作用がない。

デメリット

パートナーの協力がないと使えない。またパートナーが正しく使用しないと効果が得られない。破れたり、外れたりする危険性があるので、避妊の失敗率が高い。

低用量ピル

低用量ピル

女性ホルモンを含んだ錠剤を毎日飲み続ける避妊法です。

排卵を抑える、精子を子宮内に入りにくくする、着床しにくくするといった多様な作用で避妊効果を発揮します。

医師の指示通り服用すれば、避妊効果の極めて高い方法といえます。

服用をやめれば自然な月経周期が回復して妊娠が可能になります。

メリット

女性主導で避妊できる。医師の処方が必要だが、比較的安価で手に入れることができる。

デメリット

毎日飲み続けることで高い避妊効果が得られるが、飲み忘れると効果が低くなる。人によっては副作用が出ることもある。

子宮内避妊具(IUD)/子宮内避妊システム(IUS)

子宮内避妊具(IUD)/子宮内避妊システム(IUS)

子宮内にプラスチック製の小さな用具を挿入しておくことで、受精を妨げたり、受精卵の着床を防ぎます。

用具を除去すれば妊娠が可能になります。

妊娠経験のある女性に適した避妊法です。

メリット

女性主導で避妊できる。一度装着すると、約5年後の交換時期まで入れたままでよい。

デメリット

自分で装着・取り外しができず、婦人科での処置が必要となる。妊娠経験がないと使いにくい場合がある。

基礎体温法

基礎体温法

生理周期や基礎体温から排卵日を予測して、その時期に性交を避けるという避妊法です。
別名、周期的禁欲法と呼ばれています。

毎朝、目が覚めたときに婦人体温計で体温を測ります。

低温期から高温期へ移るあたりで排卵が起こります。
卵子の寿命は1日程度ですので、排卵後は妊娠しませんが、精子の生存期間との関係から、排卵日を含めた、排卵前6日間が妊娠しやすい時期とされています。
したがって、排卵後から次の生理までの間は「安全日」とされますが、体温の変化だけで排卵日を特定するのは難しく、確実だとはいえません。

生理周期と基礎体温(低温期・高温期)

基礎体温

基礎体温は測るだけでなく、折れ線グラフにすることで低温期と高温期、排卵日の予測がつけやすくなりますので、毎日控えておきましょう。

また、基礎体温の計測は、排卵や妊娠の有無の確認、不妊の原因予測、月経前症候群(PMS)や不正出血の補助診断にも役立ちます。

メリット

排卵日をおおまかに予測することができる。
また、月経前症候群(PMS)などの補助診断になる他、習慣にすれば健康管理にも役立つ。副作用がない。

デメリット

毎日計らなくてはいけない。他の方法に比べて避妊効果は高くない。

オギノ式

生理(月経)周期から排卵日を予測して避妊する方法として「オギノ式」があります。

これは妊娠しやすい時期は性交を控える周期的禁欲法といわれています。

メリット

宗教的に避妊を好まない人にとっては有用。子宮頸管粘液や基礎体温法とあわせて自然な受胎調節法(NFP)という。

デメリット

基本的には禁欲(性交をしない)を求める方法であり、それができない人には不向き。

POINT

  • それぞれの避妊法のメリットとデメリットを考慮して、パートナーと一緒にあなたの体やライフスタイルにあった避妊法をみつけましょう。
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