多嚢胞性卵巣の治療期間
エコー検査で多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあることが発覚し、超低用量ピルを1年5ヵ月ほど服用しています。ピルを服用するまでは生理はなく、毎日少量の不正出血が続いていたので、多嚢胞性卵巣症候群が原因でだったのかも?と先生のお話から感じました。
多嚢胞性卵巣の治療期間は大体どのくらいの期間すれば良いのでしょうか?
できれば2~3年以内に子作りを開始したいと考えています。多嚢胞性卵巣症候群を治すために、薬以外で普段の生活で気をつけることなどもあれば教えていただければと思います。
回答
多嚢胞性卵巣症候群は未だに十分原因がわかっている病気ではないのですが、通常卵胞が発育して女性ホルモンを出し排卵するのですが、この排卵するところが少しうまくいっていない状態です。排卵がうまくいかない結果、持続的なエストロゲン(卵胞ホルモン)の上昇と黄体ホルモンの低下などから脂質代謝に影響が出たり、男性ホルモンの上昇のために太ったり、ニキビが増えたり多毛になることが知られています。長期的には乳癌の発生リスクとも考えられています。もちろん排卵がすすまないので妊娠しにくい状態と考えられます。
妊娠を希望されない場合には今回のように低用量ピルやホルムストローム療法といって黄体ホルモンを追加して排卵が起こったような状態にして月経を誘発し、男性ホルモン有意な状態を改善したりして、妊娠できる状態になるまで待ちます。
あなたの場合には2~3年先には挙児希望とお考えでしたらピルの服用はそこまでと思われます。でも30代も後半期で妊娠をお考えなら少し急いでもいいかもしれません。
さてそれまでに出来ることついては、体重が少々重めかなという方でしたら是非運動を含めた食事療法をお勧めします。体重が現在の5%程度もやせられれば多くの方が自然排卵が回復したというデータもありますよ。筋肉を付けて消費型の身体作りをお勧めします。
※本回答はご自身の体調や健康状況等によっては必ずしも適切ではない可能性があります。あくまでもご参考情報としてお考えください。
※薬剤・治療等に関する情報は主治医の判断に従ってください。
※気になる症状に関しましては、医療機関へとご相談ください。
回答はこちらの先生から

谷口武
医療法人定生会 谷口病院