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食物繊維と鉄分を多く摂りましょう。その12018.12.14

ヒトの健康に必要な食物繊維のはたらき

食物繊維は野菜に代表される第6の栄養素と言われています。

小さい頃にお母さんから野菜をいっぱい食べなさいと言われたことを覚えている方は多いと思いますが、なぜそうなのでしょうか?

多くの方が野菜には、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養があるばかりでなく、整腸作用やコレステロールを下げる作用、血糖値を安定化させる作用があると知っていると思います。

進化の過程から考えると、ヒトの歯は28本有りますが、草などを食べるのに適した臼歯の数はそのうちの20本を占めています。

人間は雑食性ですが、このことからも基本的に野菜などの食物繊維を多く摂るべきであることがわかります。

しかし、厚生労働省の国民栄養調査によると、日本人の食物繊維の摂取量は戦前の2分の1にまで減っているそうです。最近、食物繊維と腸内細菌の関係が注目されています。

私たちの体を守る腸内細菌

まず、腸内細菌として思い浮かぶのは、善玉菌の乳酸菌とビフィズス菌です。

特にビフィズス菌は大腸に存在し、食物繊維を分解して、短鎖脂肪酸とビタミンB群をたくさん作ってくれます。

短鎖脂肪酸とは、腸内を弱酸性にして悪玉菌の繁殖を抑え、腸の蠕動運動を刺激して便秘を解消し、吸収されてすぐ使えるエネルギー源です。

皮膚や腟内にいる常在細菌が弱酸性にして体を守ってくれるように、小腸内は乳酸菌が、大腸内はビフィズス菌などが私たちのお腹を守っています。

また、ビフィズス菌などの善玉菌は食物繊維からビタミンB群をたくさん作ってくれて私たちの代謝を盛んにしてくれます。

大腸菌は日和見菌として何もしていない様に思いがちですが、O-157で有名な腸管出血性大腸菌などを押さえ込んでくれます。

集団食中毒が発生したとき症状が出ない人と軽い人、重症な人と、人によって症状が違うのは腸内細菌が違っているからで、腸内細菌は私たちを守ってくれていることがわかります。

また最新の研究では、悪玉菌とされていたクロストリジア菌の一部が、食物繊維にくっついて花粉症や喘息などの炎症性疾患をコントロールしているということが分かって来ました。

現代人は腸内細菌が減っている

その腸内細菌は、昔に比べて数も種類もだいぶ減っていることが分かってきています。

その原因は、食物繊維を摂らなくなったこと、甘い白砂糖や乳製品を多く食べ、保存料や添加物が入ったパック詰めの食品が溢れていることなどが上げられます。

ぜひ、新鮮な野菜を多く摂って腸活をして、元気を取り戻してください。

次回は食物繊維と並んで重要なはたらきをする鉄についてお話ししたいと思います。

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