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ささくれができる原因は?どう対処するのが正しいの?2021.11.04

 爪のまわりの皮膚が裂けてできるささくれ。小さいささくれでも痛みを感じたりなかなか出血が止まらなかったり、気になってしまいますよね。この記事ではささくれができる原因、やってはいけない対処法などを紹介します。

ささくれができるのはどうして?

 ささくれの原因は乾燥、食生活の乱れ、ネイルリムーバーの影響が大きいと考えられています。

乾燥

 健康的な皮膚は、バランスよく保たれた水分と脂分によって外部の刺激から守られています。

  • 水分(汗腺から分泌される)
  • 皮脂(皮脂腺から分泌される)
  • 皮脂膜(水分と皮脂が乳化して作られる)

 皮脂膜は、皮膚の表面を守る働きを持っています。水分または皮脂のバランスが乱れると、皮脂膜の働きが低下します。空気が乾燥していると肌から水分が失われて皮脂膜が十分に生成されなくなるため、刺激によって皮脂膜がはがれることがあります。その結果、刺激に対して皮膚が弱くなり、肌荒れなどのトラブルが起こります。このとき、爪の周囲の皮膚が乾燥して裂け目ができるとささくれになります。

食生活の乱れ

 体内の栄養バランスが乱れると、ささくれができやすくなります。なぜなら皮膚はたんぱく質から構成されており、健康的な肌を保つためにはビタミンとミネラルが必要だからです。皮膚に必要な栄養素であるビタミンA、ビタミンB2、ビタミンE、ミネラルの中でも、ビタミンAは新陳代謝の活性化、潤い保持などの作用が期待されます

ネイルリムーバーの影響

 爪にネイルを塗る方はささくれができやすい傾向があります。それはネイルリムーバー(除光液)でネイルを落とす際の刺激が皮膚に負担を与えるためです。
 多くのネイルリムーバー製品には、脂を溶かす性質を持つアセトンと呼ばれる成分が含まれています。アセトンが皮膚に付着すると脂分が溶け、皮膚の水分と脂分のバランスが崩れます。その結果、皮脂膜など皮膚のバリア機能が失われ、ささくれができやすくなります。頻繁にネイルを変える方は、ネイルリムーバーの使用頻度も高くなるため注意が必要です。

ささくれの対処法は?

 ささくれができたときは、以下のように対処しましょう。

ささくれの安全な対処法

①先の細い清潔なハサミを用意する
②ささくれの根元からハサミでカットする
③カットした場所を保湿し、絆創膏で保護する
④傷口がある場合は軟膏を塗り、絆創膏で保護する

ささくれを無理やりちぎるとどうなる?

 無理にささくれを取ると強い痛みや化膿することがあり、治癒まで時間がかかります。指は細菌が付いているおそれがあるため、爪囲炎(そういえん)を引き起こす可能性があります。
 爪囲炎は、ささくれなどの傷口から雑菌やカビが侵入して起こる炎症です。爪囲炎は急性と慢性の2種類があります。

【急性爪囲炎】

 腫れ、赤み、熱感、ズキズキとうずくような痛みなどが主な症状です。悪化すると皮膚が赤紫色に腫れたり、化膿して膿が溜まったりします。爪の甘皮(爪上皮)、爪の両側面の皮膚に発生しやすいです。

【慢性爪囲炎】

 初期の自覚症状があまりあらわれません。症状が進むと爪の色や爪質の変化、爪の変形などがみられます。

ささくれを予防するには?

水分の蒸発などに注意

 家事や洗顔などで水やお湯を使ったとき、皮膚から水分が蒸発しやすくなります。皿洗いや洗濯など、水仕事をするときはゴム手袋などで手を保護すると安心です。また、濡れた手を放置せず、水分をしっかりとふき取ることで蒸発を防ぐことができます。

保湿のお手入れ

 ささくれに乾燥は大敵です。保湿効果の高い軟膏やハンドクリームを使用してケアしましょう。クリームは尿素配合がおすすめです。また、ささくれができやすい部位はこまめにケアし、特に乾燥が気になるときはオイルを取り入れると保湿効果がさらに高まります

生活習慣の改善

 ビタミンとミネラルをたくさん摂取し、健康的な皮膚機能を活性化しましょう。鶏レバー、うなぎ、卵、ナッツ類は皮膚によい栄養素を豊富に含みますし、肉や魚、卵、大豆に含まれるたんぱく質は、皮膚を生成するのに必要な栄養素です。また、睡眠不足は肌トラブルを招きますので、十分な時間をとって質のよい睡眠を確保しましょう。

血行促進のために運動やマッサージ

 血行が悪くなると、血液が栄養素を皮膚まで運ぶ機能が低下します。運動で血行を促進して、肌に十分な栄養が届くようにしましょう。また、冷えやすい指先をマッサージして末端の血行をよくすることもおすすめです。

ネイルリムーバーの成分を確認

 ネイルを塗る方はネイルリムーバーの成分を確認し、アセトンを含まないネイルリムーバーを選ぶと負担が軽くなります。

おわりに:ささくれは清潔な対処法がおすすめ。保湿、食事、血行促進で日頃から予防を

 ささくれは小さいものでも痛みや出血、化膿を引き起こす場合があります。ささくれが発生したときは指で剥がそうとせず、ハサミで丁寧に処理しましょう。皮膚を健康的に保つためにも、保湿と栄養バランスのとれた食事、血行促進に気を配ってください。
(medicommi 2020年5月2日)

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