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月経困難症

概要

月経困難症とは、月経の期間中に月経に伴って病的な症状が生じる病気で、原因となる病気がある「器質性月経困難症」と、原因となる病気がない「機能性月経困難症」に分けられます。

原因

器質性月経困難症は、子宮内膜症子宮腺筋症などの病気が原因となって発症します。まれに、子宮や腟の生まれつきの形態異常が原因となることもあります。機能性月経困難症の主な原因は、プロスタグランジンという物質の過剰分泌によって子宮が過剰に収縮することです。

症状

下腹部痛、腰痛、腹部膨満感(ぼうまんかん)、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、憂うつなどの症状がみられます。下腹部痛などの痛みは、出血が多い月経開始後1~2日目に強く現れます。機能性月経困難症の場合は、一般的に初経後2~3年から症状がみられ、妊娠、出産、加齢とともに軽くなります。月経困難症が初経後すぐに始まったり、月経が始まる前に月に一度強い下腹部痛が起こる場合は、子宮や腟の生まれつきの形態異常のことがあります。一方、器質性月経困難症の場合は、一般的に初経後5年以上経過してから症状がみられ、加齢とともに次第に悪化します。

治療

器質性月経困難症の場合は、まずは原因となる病気の治療を行います。

機能性月経困難症の場合は、鎮痛薬やホルモン剤を内服したり、子宮内挿入器具が用いられることがあります。

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